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器官の役割

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  巨大な渦がうねり、拡がり続ける。方向は決まっていた。膨張し、構築を促す。分解を繰り返して。

望まれた姿

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  落下する。重力に導かれ、加速する世界を。  長く、緩やかに。  委ねるまま地表に触れ、砕け散る。  柔らかく、硬く。  液体と固体へ。  構築は崩れ、混在した。  佇むものと。  沁みていくもの。  炙られ、昇るものに。  分かれていく。  褪せて剥がれ。  地に沈み。  雲に滲む。  撒かれた記憶が結合し、残される。  辿るために。  象りは細かく。  千切れ続け。  拡がる虚無へ。  ────記号として。

残火の跡

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   燃え盛る巨大な炎が、熱を帯びた視線を放つ。  周囲に集う連なり──八の色彩へ。

10^-10^50の虚構

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    空間に形成される。柔らかく、幾つもの皺が複雑に編まれた存在が。

連鎖の眼

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   緋く巨大な炎が、光を放つ。無数の陥没した跡が目立つ、球体へ。

硝子の音

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  白点が近づく。黒点に引き寄せられて。細く、長く、伸びる。環を描き、吸い込まれた。

螺旋の唄

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    暗く、美しい空間。何処までも拡がっていた。散らばる粒が瞬いて。黒い光が、星雲を切り裂くように進む。黒い筋を描きながら。

瞬刻の万有

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   暗闇の中で、輝いている。その光は何処までも伸びて。宙は変わらず、帳が降りたままだ。全てを照らすことは出来ない。細い道筋を辿る。

魂の祈り

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  暗い空間を切り裂くように進んでいた。巨大な光が長い尾を引いて、一筋の線を刻んでいく。

忘却の彼方

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  囲いの中を彷徨っている。地球でも、無限のような宇宙でさえも。

始原の唄

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  点があった。極小の点。揺らぎ、膨らんでいる。 一刻に圧縮された。