作品アーカイブ (目次)

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連鎖の眼

 


 緋く巨大な炎が、光を放つ。無数の陥没した跡が目立つ、球体へ。⁠穿たれた傷で受け取り、鮮やかな色彩を見つめた。淡く、照らしながら。


 上弦の眼差し。蒼が、揺れる。緩やかに。

 満ちてゆく眼差し。蒼が、乱れた。


 瞬きを、繰り返す。幾度も。


 二つは連なり、一つを繋げ──何処までも連鎖して。


 ただ、見つめていた。波打つ、鮮やかな色彩を。


 ────じっと環を描き、巡る。

              ほどけるまで。







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