作品アーカイブ (目次)
更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。
鏡が張り巡らされた白い部屋。一人、佇んでいた。増殖する。映す姿は同じに。
奥へ、幾重にも並んでいく。一様に顔を歪ませ、頭を巡らせた。
表面を指でなぞる。皆、同時に。
冷たく、体温は伝わらない。
囲まれて、声を漏らした。
反響する。
一つの音。
──誰から?
大勢と視線が絡む。増殖する。
瞳の中に、何処までも。
一瞬消えた。
暗く、明るく。
天井を見上げる。
照明が明滅していた。
動く度に、白黒に、細切れに。
ズレることはない。
明滅が止む。
己に向かって口を開いた。
光のない、黒い部屋で。
一人。
────声が、聞こえていた。
コメント
コメントを投稿