作品アーカイブ (目次)

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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「黒煙の街」        循環 「名を持つ欠片」      価値観 「選んだ涙」        価値観 「同じ顔」         感情 ─ピックアップ─   テーマ   断片 「蝉に向けて」                          ─テーマ別─ ─境界─       二十六作品 ─時間─               八作品 ─循環─       二十二作品 ─感情─       二十一 作品 ─万有─               九作品 ─価値観─       二十作品 ─日常─           十二作品 ─断片─           十二 作品 ─無─                   三作品 ─掌編─    「黒煙の街」          循環 「選んだ涙」         価値観 「同じ顔」          感情 「映された背中」       境界 「静止した時」        時間 「記述先の違い」       境界 「見つめるものは」      感情 「変わらない夜」       断片 「記憶の中で」        断片 「蝉に向けて」        断片 「決められた中で」      境界 「戦場の欠片」        感情 「零れたのは」        感情 「アート」          価値観 「眼球の奥」         境界 「飛び去る欠片」       ...

映された背中

 


 遮断機が降りて、規則正しく音が鳴る。敷かれた鉄が振動し、響き出す。

 眼前の縞模様を見つめていた。喉仏が上下する。手を伸ばしていた。指先は震えている。掴み、握り締めたまま動きを止めた。唇を結び、払いのけて潜り抜ける。


 地面が揺れた。足裏を伝い、身体を這う。

 重い塊が連なり、ゆっくりと迫る。


 触れて、千切れ、四散した。

 微笑みを残して。


 ────

 額縁の前で顔を覆う女が崩れた。額が床に触れ、長い髪が濡れていく。写真の男は、開いた瞳に何も映さない。


 目が合っても。


 嗚咽が笑みに塗りつぶされる。立ち上がった女が窓に近付き、軋む音を響かせた。


 規則正しく、鳴っている。


 ────黒い瞳が背中を映す。

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