作品アーカイブ (目次)
更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。
土を眺めていた。指を伸ばし、地面に触れる。なぞることで、形を刻む。
風に攫われ、砂に混ざった。これは、本能なのか。
石を持って、石に刻む。意思を込めて。
想いと想像を描き、辿っていく。伝えるために。
木を削り、薄くした。幾重にも重ねた紙。
鳥から羽をもぎ取り、墨に浸す。刻んでいく。世界を繋げるために。
量産された書物が棚を埋める。手に取った本を、疑わず信じていた。頁の隙間に嘘が滲む。あるいは、全て虚構なのか。
誰もが自由に鍵盤を叩く。もう、特別ではない。刹那に届く。あらゆる形で。
善意を纏い、並んでいく。悪意を孕み、羅列する。自在に組まれ、放たれた。
──意識を帯びた、聞こえぬ声。
深く沈み、切り裂く。暖かく包み、癒す。
繋げ、断ち切る。
無数に散らばり、混沌に染まる。
戻ることはできない。そう望んだのに。
瞼を閉じても映る。増殖し、支配する。境界が溶けた空間を。
土をなぞる指は、記憶を辿る。
石に刻む手は、意思を込める。
紙に記す羽が、心を繋げた。
────魂を探す。無限に産まれる文字に溺れて。
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