作品アーカイブ (目次)

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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「零れたのは」        感情 「生まれた世界で」     断片 「アート」         価値観 「眼球の奥」        境界 「真実の景色」       感情      ─ピックアップ─   「眼球の奥」と似たテーマ 「10^-10^50の虚構」     万有                       ─テーマ別─ ─境界─       二十二作品 ─時間─               七作品 ─循環─           十九作品 ─感情─           十八作品 ─万有─               八作品 ─価値観─       十八作品 ─日常─           十一作品 ─断片─               九 作品 ─無─                   三作品 ─掌編─    「零れたのは」        感情 「アート」          価値観 「眼球の奥」         境界 「飛び去る欠片」          循環 「淵の端から」        感情 「写実した風景」       境界 「同じ場所で」        境界 「無機物の渇望」       境界 「歪んだ花」         境界 「消えていく顔」       断片 「錯覚のまま」        断片 「ただ、純粋に」       価値観 「選べるな...

跡を残して

 


 砂を掬って拾い上げた。熱を纏い、体温と混ざる。掌で流れ、指の隙間を滑り落ちて。

 樹皮にしがみついた蝉が、腹を震わせている。響きの中で零れ続けていた。


 振動する空気を伝い、揺らされて。


 水平線から音が近付く。

 小さな、波。


 暖かい飛沫を散らし、受け止めた砂が色を変えた。


 濃く、重く。


 太陽が傾き、空を塗り替える。

 足跡が置かれていた。途切れまで。


 ────波が、跡を攫う。

コメント

  1. ランハムです
    『この跡を残して』は飛び立った蝉が生き抜く。
    『飛び去る欠片』は蝉が命を持つより前、色んな命を宿していく。
    同じ個体の蝉の一生のように感じました。
    一瞬、暖かい飛沫はクジラかな?
    とも考えたり…。
    Shige様の意図する世界とズレてるかもしれませんが、楽しい想像のひと時をありがとうございます。


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    1. ランハムさん、コメントをありがとうございます。
      また、広がりました。あなたの素晴らしい感覚が世界に奥行きを与えてくれています。抽象的で上手く言えませんが......
      温かい感性に、感謝いたします。

      削除

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