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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「無機物の渇望」      境界 「歪んだ花」         境界   「編まれた柱」       循環 「消えていく顔」      断片 「錯覚のまま」       断片 ─ピックアップ─ テーマ   万有 「10^-10^50の虚構」                  ─テーマ別─ ─境界─           十九作品 ─時間─               七作品 ─循環─           十七作品 ─感情─           十四作品 ─万有─               八作品 ─価値観─       十七作品 ─日常─           十一作品 ─断片─               八 作品 ─無─                   三作品 ─掌編─    「無機物の渇望」       境界 「歪んだ花」         境界 「消えていく顔」       断片 「錯覚のまま」        断片 「ただ、純粋に」       価値観 「選べるなら」        断片 「種の中で」         循環 「いない気がして」      境界 「跳ねたコイン」       価値観 「溢れた珈琲」        境界 「10^-10^50の虚構」       万有 「少女の花弁」        感情 「巡る日常」         境界 「視線...

積まれた煉瓦

 


 橙色の煉瓦が積まれる。長く、高く。端を丁寧に合わせながら、ゆっくりと重ねて。太陽の視線を受け、熱が籠る。

 顔を下に向けると、街が拡がっていた。数多の人が歩んでいる。暫く眺め、眼前の煉瓦に触れた。風が、僅かに冷やす。


 靴底を音もなく乗せた。梯子を一段登る。

 担いだ背嚢に、縁まで詰まっていた。

 減ることは、ない。


 息が乱れ、身体が震えた。大きく吸って、全てを吐き出す。


 空を見上げた。


 ──あの、雲まで。


 少し、揺れた。顔を街に向け、歯を食いしばる。視点を移して。


 太陽と眼が合った。

 手を開け、背に伸ばし──掴んだ。


 ────煉瓦を積む。丁寧に。

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