作品アーカイブ (目次)

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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「筆の先で」        境界 「積まれた煉瓦」      感情 「枯葉と砂」        日常 「線の先は」        境界 ─ピックアップ─ テーマ  時間 「重なる景色」 ─テーマ別─ ─境界─       十四作品 ─時間─           七作品 ─循環─       十三作品 ─感情─           十一作品 ─万有─           七作品 ─価値観─   十五作品 ─日常─           十一作品 ─断片─           四作品 ─無─               三作品 ─掌編─    「筆の先で」         境界 「積まれた煉瓦」       感情 「越えた後」         境界 「シリアルを咀嚼して」    感情   「街の跡」          日常 「旋回する夜」        日常 「閉じた瞼」         境界 「瓦礫の理由」        境界 「配慮の有無」        価値観 「銀の牢獄」         境界 「重なる瘡蓋」        境界 「見えない顔」        日常 「神木の瞳」         価値観 「最後の理性」        感情 「月光に照らされて」     感情 「重なる景色」        時間 「境界の先で」        循環 「寄り添う枯葉」       日常 「いやし」          循環 「編まれゆく造形」      循環 「ずれた距離」        日常 「刻まれた断片」    ...

境界の先で





 乾いた音が鳴り続けた。途絶え、硝煙が昇る。視界がぶれ、崩れ落ちて。血液が溢れ、伝い、流れる。


 横たわっていた。動かない身体。冷えていく身体。罵声を残し、靴音が遠ざかっていく。唇が微かに震える。遠くから破砕音が響く


 指先に、小石が触れた。


 胴体にめり込んだ異物。通り抜けた跡も。

零れ続ける、赤。残火を揺らし、仰向けになる。衣服が擦れ、粘つく糸が引く。


 黒く滲む景色。覆い尽くす。

 瞼を開いたままに。


 影が、ずれる。


────

 静寂に無音が響く。


 何もない──数多の人影。


 のたうつ者。両手を広げ、呟く者。

片膝を立て、十字を切る者。


 色彩のない世界で。


 ゆっくりと歩く。探すために。

 背中の端に映した。振り返り、近付く。

 粘つく液体に転がる、自分の残骸。


 見開いた瞳。

 光を反射し、増幅して──拡がる。


 存在の結び目が浮かぶ。


 祈る者に近付き、それを伝えて。

 祈りをやめた影が呟く者に歩み寄る。

 沈黙した影が、のたうつ者に──


 ────連なり、繋がる。繰り返すまで。







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