作品アーカイブ (目次)

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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「無機物の渇望」      境界 「歪んだ花」         境界   「編まれた柱」       循環 「消えていく顔」      断片 「錯覚のまま」       断片 ─ピックアップ─ テーマ   万有 「10^-10^50の虚構」                  ─テーマ別─ ─境界─           十九作品 ─時間─               七作品 ─循環─           十七作品 ─感情─           十四作品 ─万有─               八作品 ─価値観─       十七作品 ─日常─           十一作品 ─断片─               八 作品 ─無─                   三作品 ─掌編─    「無機物の渇望」       境界 「歪んだ花」         境界 「消えていく顔」       断片 「錯覚のまま」        断片 「ただ、純粋に」       価値観 「選べるなら」        断片 「種の中で」         循環 「いない気がして」      境界 「跳ねたコイン」       価値観 「溢れた珈琲」        境界 「10^-10^50の虚構」       万有 「少女の花弁」        感情 「巡る日常」         境界 「視線...

境界の先で





 乾いた音が鳴り続けた。途絶え、硝煙が昇る。視界がぶれ、崩れ落ちて。血液が溢れ、伝い、流れる。


 横たわっていた。動かない腕。冷えていく身体。罵声を残し、靴音が遠ざかっていく。唇が微かに震える。遠くから破砕音が響く


 指先に、小石が触れた。


 胴体にめり込んだ異物。通り抜けた跡も。

零れ続ける、赤。残火を揺らし、仰向けになる。衣服が擦れ、粘つく糸が引く。


 黒く滲む景色。覆い尽くす。

 瞼を開いたままに。


 影が、ずれる。


────

 静寂に無音が響く。


 何もない──数多の人影。


 のたうつ者。両手を広げ、呟く者。

片膝を立て、十字を切る者。


 色彩のない世界で。


 ゆっくりと歩く。探すために。

 背中の端に映した。振り返り、近付く。

 粘つく液体に転がる、自分の残骸。


 見開いた瞳。

 光を反射し、増幅して──拡がる。


 存在の結び目が浮かぶ。


 祈る者に近付き、それを伝えて。

 祈りをやめた影が呟く者に歩み寄る。

 沈黙した影が、のたうつ者に──


 ────連なり、繋がる。繰り返すまで。







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