作品アーカイブ (目次)

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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「見つめるものは」     感情 「変わらない夜」      断片 「記憶の中で」       断片 ─ピックアップ─   テーマ   断片 「蝉に向けて」                               ─テーマ別─ ─境界─       二十四作品 ─時間─               七作品 ─循環─           二十作品 ─感情─           二十作品 ─万有─               九作品 ─価値観─       十八作品 ─日常─           十二作品 ─断片─           十二 作品 ─無─                   三作品 ─掌編─    「見つめるものは」      感情 「変わらない夜」       断片 「記憶の中で」        断片 「蝉に向けて」        断片 「決められた中で」      境界 「戦場の欠片」        感情 「零れたのは」        感情 「アート」          価値観 「眼球の奥」         境界 「飛び去る欠片」          循環 「淵の端から」        感情 「写実した風景」       境界 「同じ場所で」        境界 「無機物の渇望」       境界 「歪んだ花」        ...

境界の鏡


 灰色の空が浮かび、無数の白銀が舞う。降り積もり、靴跡を埋める。吐く息が白く漂い、寒風に攫われた。


皮膚を突き刺す、痛み。


 眼前の赫が揺らめく。体を寄せ、震える手をかざした。薪で踊る炎。燃え上がり、四散する。


 癒すことはできない。震えが止まり、崩れ落ちた。強張ったままで。


 残された炭の匂い。燻った煙が細く昇る。

仰向けに天を見つめた。冷たい群れに包まれて。


 瞳に宿る、雪。

 結晶が描く、瞳。

 互いを映す、数多の世界。


 雪の結晶が──弾けた。


────

 晴天の雲間を、鳥が滑空する。蝉が鳴き、樹木が囁いて。降り注ぐ、強烈な陽射し。


 目を細め、静かに体を起こす。額を指で拭った。灰が伸びて、印を残す。


「あれは、私だ......」


 柔らかく、暖かい風。

 幹を撫で、枝が揺れ、葉が零れた。


 ひらひらと降りてくる。一粒の雪と共に。

 瞼を、閉じた。


 ────結晶が、境界を割る前に。

コメント

  1. こんにちは!Hazukiです。最近新しい投稿がないなと思ってプロフィール見に行ってここを知りました。ブログいいですね!noteは背景の色も変えられないし、軽い雰囲気があるのでこっちのほうがShigeさんの作品には合っていると思います。

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    1. Hazukiさん!来ていただき、とても嬉しいです。noteの投稿は辞めましたが、ちょこちょこ読みに行ってますので、私もまた遊びに行かせていただきますね。
      温かいコメントを、感謝いたします。ありがとうございました。

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  2. コメント失礼いたします🙇
    Shigeさんの作品がまた拝読できて嬉しいです😊
    先の方もコメントされていましたが黒い背景がShigeさんの世界観と重なってピッタリだと思います😄

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    1. おそらく、noteで交流のあった方だと存じます。
      読みに来てくださり、深く感謝いたします。
      黒い背景、読みにくいかとも危惧しましたが、雰囲気を合わせました。
      嬉しいです。ありがとうございました。

      削除

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