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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「筆の先で」        境界 「積まれた煉瓦」      感情 「枯葉と砂」        日常 「線の先は」        境界 ─ピックアップ─ テーマ  時間 「重なる景色」 ─テーマ別─ ─境界─       十四作品 ─時間─           七作品 ─循環─       十三作品 ─感情─           十一作品 ─万有─           七作品 ─価値観─   十五作品 ─日常─           十一作品 ─断片─           四作品 ─無─               三作品 ─掌編─    「筆の先で」         境界 「積まれた煉瓦」       感情 「越えた後」         境界 「シリアルを咀嚼して」    感情   「街の跡」          日常 「旋回する夜」        日常 「閉じた瞼」         境界 「瓦礫の理由」        境界 「配慮の有無」        価値観 「銀の牢獄」         境界 「重なる瘡蓋」        境界 「見えない顔」        日常 「神木の瞳」         価値観 「最後の理性」        感情 「月光に照らされて」     感情 「重なる景色」        時間 「境界の先で」        循環 「寄り添う枯葉」       日常 「いやし」          循環 「編まれゆく造形」      循環 「ずれた距離」        日常 「刻まれた断片」    ...

編まれゆく造形



 花弁が散り、弧を描く。つむじを巻いた、風。揺れて踊る。辿りながら。


 瞳に宿る桃色の舞。新緑の躍動と共に。

陽光が身体を包む。薄い雲間を縫って。


 戯れで創られた。白い構成が、水滴に変わる。


 滲み──零れて。


 黒い涙が伝い、身体に沁み込む。

枝の腕が外れ、地を跳ねた。転がった人参に寄り添って。眼が一つ、落下する。


 丸い形が崩れていた。片目に拡がる、景色。

湿った土から覗く、芽柳。


 頭が流れる。水となって。見ることは出来ない。残った一つも、流れたから。


 ──身体は。 もう。


 吸収し、繋がって。

 虫が齧る。茎と、露を。

 ヒヨドリの囀りが。


 確かに、形を変えて。


 ────何も変わらずに。



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