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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「筆の先で」        境界 「積まれた煉瓦」      感情 「枯葉と砂」        日常 「線の先は」        境界 ─ピックアップ─ テーマ  時間 「重なる景色」 ─テーマ別─ ─境界─       十四作品 ─時間─           七作品 ─循環─       十三作品 ─感情─           十一作品 ─万有─           七作品 ─価値観─   十五作品 ─日常─           十一作品 ─断片─           四作品 ─無─               三作品 ─掌編─    「筆の先で」         境界 「積まれた煉瓦」       感情 「越えた後」         境界 「シリアルを咀嚼して」    感情   「街の跡」          日常 「旋回する夜」        日常 「閉じた瞼」         境界 「瓦礫の理由」        境界 「配慮の有無」        価値観 「銀の牢獄」         境界 「重なる瘡蓋」        境界 「見えない顔」        日常 「神木の瞳」         価値観 「最後の理性」        感情 「月光に照らされて」     感情 「重なる景色」        時間 「境界の先で」        循環 「寄り添う枯葉」       日常 「いやし」          循環 「編まれゆく造形」      循環 「ずれた距離」        日常 「刻まれた断片」    ...

硝子の音



 白点が近づく。黒点に引き寄せられて。細く、長く、伸びる。環を描き、吸い込まれた。

 掴んでいた、手。


 指が滑る。コップが床に、引き寄せられて。  

 硝子が触れた。


 ──粉々に


 跡を残す──


 残骸を眺めていた。ふと、視線を向ける。窓に手を掛け、乗り出す。顔を宙に向けて。


 散らばった瞬く白点。一つ、滲む。

 伸びて──弾けた。


 澄んだ割れた音が。響き、重なる。

 首を傾げて、床を見た。欠片が空を映す。


 丁寧に拾い、捨てた。


 ────反響し、共振する。硝子が擦れて。

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