作品アーカイブ (目次)

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  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「筆の先で」        境界 「積まれた煉瓦」      感情 「枯葉と砂」        日常 「線の先は」        境界 ─ピックアップ─ テーマ  時間 「重なる景色」 ─テーマ別─ ─境界─       十四作品 ─時間─           七作品 ─循環─       十三作品 ─感情─           十一作品 ─万有─           七作品 ─価値観─   十五作品 ─日常─           十一作品 ─断片─           四作品 ─無─               三作品 ─掌編─    「筆の先で」         境界 「積まれた煉瓦」       感情 「越えた後」         境界 「シリアルを咀嚼して」    感情   「街の跡」          日常 「旋回する夜」        日常 「閉じた瞼」         境界 「瓦礫の理由」        境界 「配慮の有無」        価値観 「銀の牢獄」         境界 「重なる瘡蓋」        境界 「見えない顔」        日常 「神木の瞳」         価値観 「最後の理性」        感情 「月光に照らされて」     感情 「重なる景色」        時間 「境界の先で」        循環 「寄り添う枯葉」       日常 「いやし」          循環 「編まれゆく造形」      循環 「ずれた距離」        日常 「刻まれた断片」    ...

見つめる声

 


 瞼が重い。ゆっくりと、視界は閉じる。秒針の音が、静かな部屋に沁みて。

 開けた窓に、闇が浮かぶ。湿った枯葉の匂い。心臓の鼓動が、頭に響いた。


 記憶が。


 現れては散らばる、断片。

隙間に溢れ、鮮明に映し──聞こえた。


 声が。


 心を突き刺し、ノイズと混ざる。


 ──赦せるのか。......私も。


 思い出し、拒絶した。いつもと変わらぬ夜。

短い針が進み、時を刻む。


 乾いた枯葉の香り。冷たい風が、頬に触れる。

全身に陽射しを浴びた。


 起き上がり、指を開く。胸に手を添えて。

祈るように、俯いた。


 ──痛みだ。繋がる、痛み。彼らも。


 朝露が弾け、虫が鳴く。

澄んだ音が溢れ、満ちた。


 ────大丈夫。在る。......ずっと。

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