作品アーカイブ (目次)

イメージ
  更新通知⇨ RSSで新作を受け取る *文章にAIを一切使用していません。自分の感性だけで書きたいからです。曲と画像はAIで作成しています。 ─最新─              「見つめるものは」     感情 「変わらない夜」      断片 「記憶の中で」       断片 ─ピックアップ─   テーマ   断片 「蝉に向けて」                               ─テーマ別─ ─境界─       二十四作品 ─時間─               七作品 ─循環─           二十作品 ─感情─           二十作品 ─万有─               九作品 ─価値観─       十八作品 ─日常─           十二作品 ─断片─           十二 作品 ─無─                   三作品 ─掌編─    「見つめるものは」      感情 「変わらない夜」       断片 「記憶の中で」        断片 「蝉に向けて」        断片 「決められた中で」      境界 「戦場の欠片」        感情 「零れたのは」        感情 「アート」          価値観 「眼球の奥」         境界 「飛び去る欠片」          循環 「淵の端から」        感情 「写実した風景」       境界 「同じ場所で」        境界 「無機物の渇望」       境界 「歪んだ花」        ...

見つめる声

 


 瞼が重い。ゆっくりと、視界は閉じる。秒針の音が、静かな部屋に沁みて。

 開けた窓に、闇が浮かぶ。湿った枯葉の匂い。心臓の鼓動が、頭に響いた。


 記憶が。


 現れては散らばる、断片。

隙間に溢れ、鮮明に映し──聞こえた。


 声が。


 心を突き刺し、ノイズと混ざる。


 ──赦せるのか。......私も。


 思い出し、拒絶した。いつもと変わらぬ夜。

短い針が進み、時を刻む。


 乾いた枯葉の香り。冷たい風が、頬に触れる。

全身に陽射しを浴びた。


 起き上がり、指を開く。胸に手を添えて。

祈るように、俯いた。


 ──痛みだ。繋がる、痛み。彼らも。


 朝露が弾け、虫が鳴く。

澄んだ音が溢れ、満ちた。


 ────大丈夫。在る。......ずっと。

コメント

このブログの人気の投稿

作品アーカイブ (目次)

境界の鏡

雨上がりの空